iPhone6の浸水や水濡れによる水没修理

iPhone6の浸水や水濡れによる水没修理についてまとめています。
他にもアイフォンが故障した場合の対処法や修理依頼の流れ、修理費用の比較なども丁寧にまとめています。

iPhone6の浸水や水濡れによる水没修理

iPhoneの修理の中でダントツに一番多い事故は落下に伴うフロントガラスのひび割れや破損、2番目に多い事故は電池切れによるバッテリー交換、そして3番目に多い事故が浸水や水濡れによる水没修理になります。お風呂やトイレに落としてしまったといった不注意で起こることが多い浸水事故ですが、そのままにしておくと最悪の場合、データが全て消去され、復旧できなくなる危険性があります。

肌身離さず持ち歩くようになった携帯電話(スマートフォン)ですが、中にはお風呂にまで持ち込む若者もいるくらいですので、そういった方は特に注意が必要です。水没修理は、修理する業者の話では非常に難易度の高い作業になるそうです。

iPhoneを一つ一つのパーツ単位で分解していきます。これには特殊な工具や技術を要します。水没修理の場合は、特殊な工具や技術を駆使しても限界の場合が多いそうです。復旧率を最大限まで引き上げるために、一番肝心なのは水没してしまった際にとる自身の行動が一番肝心な部分になります。

分からない場合は、iphone修理業者へ電話しどうすればよいか相談することも大事ですので、いざそうなった場合のことを想定して対策をとっておきましょう。

ここでは水没時の注意点や応急処置などの対応方法について解説しています。

目次

iPhone6の特徴

iPhone6は、iPhone5シリーズから画面サイズが大きく変わっているのが特徴です。iPhone5シリーズの液晶サイズは4インチ(約10cm)ですが、iPhone6の液晶サイズは4.7インチ(約12cm)となっています。SONYの「Xperia Z」やサムスンの「Galaxy」などのAndroidスマートフォンのサイズよりもずいぶんと小さかったiPhoneですが、大画面のAndroidスマートフォンを跡追いする形で大型化されました。

画面サイズのほかに性能についても格段と向上しています。iPhone6は高耐久性サファイアガラスとA8チップが使用されており、解像度も現行の1,136×640ピクセルの1.5倍で1334×750ピクセルとなっています。傷や引っ掻きに対し高い耐久性を持っている高耐久性サファイアガラスを謳っていますが、iPhone修理業者さんに話を聞くと一度落としただけで割れてしまったという方が多いとのことです。

また、iPhone6はiPhone5sと違い、「True Toneフラッシュ」を隋円形にすることでカメラ機能が強化されています。iPhone6の背面に搭載されるiSightカメラの画素はiPhone5sと同様に800万画素あります。同時期に発売されているAndroidスマートフォンは、画素数も2070万画素が当たり前になっていますが、画素数については、どちらが良いか評価は難しいところです。どちらにも得意とする被写体や不得意とするシーンなど一長一短があります。

iPhoneの最新版が発売される度に性能は向上しますが、それと同時に修理する内容も複雑になり修理する難易度も上がることもあります。iPhone6を修理する際に特に注意しなければならない点はホームボタンが陥没したり反応しない場合の修理です。

iPhone6の指紋認証フレックスケーブル(ホームボタン)を新しいものと交換すると復元やアップデート後のアクティベートが出来なくなります。アクティベーションができないと緊急通話しか利用できなくなります。

ですので、元々付いていた指紋認証フレックスケーブルを再度元にもどしてからアクティベートする必要があります。故障で指紋認証フレックスケーブル(ホームボタン)を交換する場合は、必ずiPhone修理業者さんから元々付いていた指紋認証フレックスケーブルを返却してもらうようにしてください。また、返却してもらった指紋認証フレックスケーブルは、無くさないよう大切に保管するようにしましょう。

また、今回の水没事故は、どのような機種でも起こりうる事故です。機種によっては、復旧率の高い機種や低い機種もあり、iphone修理業者の対応も様々です。尚、iPhone6シリーズは水没復旧率で言えば、どちらとも言えない機種に該当します。このことから少しでも復旧率を上げるために、修理に依頼される前の行動が重要になってきます。

iPhoneを水没させやすい場所ベスト4

【1位】トイレ

1位は、水没事故で一番多いのが、トイレでの水没事故です。ポケットからの出し入れ時が一番多いようです。男性女性関係なく一番多い事故ですね。

【2位】台所のシンクやお風呂

2位は、台所のシンクやお風呂での水没事故です。台所で食事の支度中にiPhoneでレシピを見ていたり、お風呂に浸かりながら音楽を聞いていたりと言った使い方から水没事故に発展してしまうことが多いですね。

【3位】洗濯機

3位は、洗濯機です。上着のポケットの中に入れたまま洗濯機を回してしまうといったケースがほとんどです。

【4位】海水浴やプール

4位あ、これは時期的なこともありますが、海水浴やプールでの水没事故です。こちらの水没事故は厄介です。塩分や塩素は金属を腐食させてしまうので一刻を争います。しかし海水浴やプールを楽しんでいる最中にiPhoneが水没したからといって、直ぐさま修理店へ駆け込むといった事は、なかなか難しいと思います。このような事情から復旧率が下がってしまうのです。

水没した場合の対処法(応急処置)

誤ってトイレの中に落としてしまったり、iPhoneが濡れて画面が映らなくなってしまうことがあります。そういった場合、誤った処置をしてしまうと、逆に悪化させてしまうこともありますので、こちらでは、水没事故時にやってはいけないことや応急処置を説明していきます。

まず水没事故発生時に絶対にやってはいけないことを説明しますが、これは必ず守って下さい。水没復旧率に直接関わってきますので注意が必要です。

①iPhoneを振り回すようなことはしないで下さい。

iPhoneの中に入った水を外に出そうと振り回す方がいますが、これは絶対にしないでください。内部に入り込んだ水分が振り回すことにより広がってしまいます。振ったからといって内部の水分が抜け出るというような構造にはなっていませんので、iPhoneを振り回さないようにしましょう。

②水から拾い上げた際に電源が切れていた場合、電源を入れる行為はNGです。

水没して壊れていないか、電源を入れて確認する方がいますが、この行為もNGです。内部に水が入り込みショートして電源が落ちたわけですから、敢えて電源を入れる行為は避けましょう。逆に電源が入っていたら、直ぐさま電源を落として下さい。

③ドライヤーや電子レンジで乾燥させる行為はNGです。

ドライヤーに関しては、どのような水に落ちてしまったかにもよりますがドライヤーで乾かすと言っても30分や1時間では到底無理なので、乾かす時間があるのならば修理店へ相談することをオススメ致します。また電子レンジですが、皆様御存知の通り電子レンジに金属は入れてはいけません。当然ながらiPhoneは金属パーツが大量に使用されておりますので、最悪火災を招く結果となってしまいます。火が出なかったとしても、iPhone内部は焼け焦げて完全に復旧不可能となります。

④充電器やパソコンに繋ぐこともNGです。

これは電源を入れることと同じことになりますので、絶対にやってはいけません。充電器を繋いでしまうと高い確率で復旧不可能になります。

浸水や水濡れした場合の対応の流れ

過ってiPhone6を水の中に落とし水没してしまった場合、故障する確率はかなり高くなります。水分を蒸発させようとドライヤーで乾かす方もいますが、逆に悪化させることにも繋がるので、水没修理に関しては、もAppleの正規サービスプロバイダか非正規のiPhone修理業者さんに診断してもらい適切に修理対応してもらうようにしましょう。

1.iPhone6の症状の確認

まず、iPhone6の損傷が水濡れ(水没)によるものか確認します。iPhoneには、水没確認をするために「液体浸入インジケータ」が付いています。各キャリアやAppleStoreのスタッフは最初にこのインジケーターを見て水没したものかどうかを確認します。

しかし、iPhone6の初期ロットについては「液体侵入インジケーター」が付いておりません。正確には付いているのですが、分解する必要があります。よって初期ロットをご利用されている方は、液体侵入インジケーターを確認することが出来ません。

初期ロットから外れているiPhone6は、SIMトレーを引き抜いて頂き、引き抜いた穴から液晶パネル裏側を見て頂くと白い丸いシールが貼ってあるかと思います。見る角度によっては見にくいところに貼ってあるため、色々な角度から探ってみてください。ライトを当てて確認されたほうが良いかもしれません。水没反応が出ていると、白いシールが赤くなっていると思います。水分の量によってはピンク色になっていることもあります。また、水の侵入箇所によっては、SIMトレー部のインジケーターでは拾えていない可能性もあるので、その場合は、自分でどうにかしようと考えずに速やかにiPhone修理業者へ持っていき、正確な診断をしてもらうようにしましょう。

2.iPhoneの修理サポート「Apple Care+ for iPhone」とは

iPhone6の破損状態を確認したら、次はAppleの保証プログラム「Apple Care+ for iPhone」の加入の有無を確認します。

アイフォンを購入した際に、購入後1年間のハードウェア製品限定保証と90日間の無償電話サポートが標準保証(無料)として付いてきます。こちらは、iPhoneの本体・付属品を1年間保証するサービスですが、今回のフロントガラスの破損や水濡れによる故障は保証対象外となります。

無料の標準保証ではiPhoneの水没修理は保証対象外ですが、保証内容を充実させた有料の「Apple Care+ for iPhone」というものがあります。

こちらは、Appleの保証プログラムで「Apple Care+ for iPhone」に加入していれば、保証とサポートが1年間から2年間に延長されます。iPhoneの購入日から30日以内であれば加入することができますが、30日を越えるといかなる場合でも加入することはできません。

「Apple Care+ for iPhone」の料金は、「iPhone6s」「iPhone6sPlus」が14,800円(税抜)で、それ以前の機種は12,800円(税抜)となります。

ハードウェア製品限定保証期間無償電話サポート期間料金(税抜)加入条件
通常保証1年間90日間無料購入と同時に自動加入
Apple Care+ for iPhone2年間2年間「iPhone6s」「iPhone6sPlus」14,800円購入日から30日以内
それ以前の機種12,800円

保証プログラムの内容については、過失がなくiPhoneの不具合によるものは保証期間中無償で修理サービスを受けられますが、過失や事故によって破損させた場合は通常の修理費用より低価格で最大2回まで受けられるというものになります。

「Apple Care+ for iPhone」に加入していれば、iPhone6のフロントガラス交換の料金は7,800円(税込)ですが、未加入の場合は12,800円(税抜)と若干割高な程度で加入してもたいして差がないと思うかもしれませんが、実際には画面交換だけでなく本体交換となることの方が多いようです。

そうなるとそれ以上の費用がかかってきますので、iPhone購入時には「Apple Care+ for iPhone」に加入するかじっくり考えた方がよいかと思います。

「AppleCare+」に加入「AppleCare+」に未加入
iPhone 6s Plus11,800円(税抜)16,800円(税抜)
iPhone 6s11,800円(税抜)14,800円(税抜)
iPhone 6 Plus7,800円(税込)14,800円(税抜)
iPhone 67,800円(税込)12,800円(税抜)
iPhone 5s、iPhone 5c7,800円(税込)14,800円(税抜)
iPhone 54,400円(税込)14,800円(税抜)

また、保持するバッテリー容量が本来の容量より80%未満になった場合は無料でバッテリー交換でき、ハードウェアはApple認定技術者がソフトウェアはAppleの専任スペシャリストがサポートしてくれます。

電源が入らないような状態でも対応してもらえるので、安心感は抜群です。修理に二の足を踏んでしまう理由の1つは、料金がよく分からないのとiPhoneの修理費用が高いことです。まずは、「Apple Care+ for iPhone」に加入しているのか、保証の対象期間内なのかを確認してください。

通常保証期間内または「AppleCare+」に加入保証対象外
バッテリー交換 (全モデル)無料9,400円(税抜)

※通常保証期間内または「AppleCare+」に加入している場合は、バッテリー容量が本来の80%未満しか維持できなくなった時点でバッテリーを無償交換。

ちなみに、水没の場合は、確実に本体交換となるため高額になります。iPhone6の水没による本体交換は、約38,000円ほど掛かります。この本体交換についても新品との交換ではなく、リファービッシュ品との交換になるようです。「リファービッシュ品」とは初期不良で返品されたiPhoneを、アップルで修理・調整したものになりますので、見た目は新品そのものです。

3.iPhoneの修理サポート「Apple Care+ for iPhone」の確認方法

「Apple Care+ for iPhone」に加入しているかどうか確認する方法は、Appleの「保証状況の確認」から確認することができます。

「保証状況の確認」へアクセスし、テキストボックスにiPhoneのシリアル番号を入力すれば、「Apple Care+ for iPhone」に加入しているかどうかを確認できます。

シリアル番号が分からない場合は、iPhoneの「設定」>「一般」>「情報」にシリアル番号の項目がありますので、そちらから確認してください。

「Apple Care+ for iPhone」の加入の有無を確認したら、次はNTTドコモ・ソフトバンク・au(KDDI)の通信事業者が独自で提供している保証プログラムを確認していきます。独自の保証プログラムに加入している場合は、通常より安い金額で修理してもらえるので、こちらも念のため確認していきましょう。

4.通信事業者による保障サービス加入の確認

iPhoneを販売している通信事業者はNTTドコモ・ソフトバンク・au(KDDI)の3キャリアになります。それぞれアイホンを修理する際の保証について独自のサービスを展開しており、内容も異なってきます。

NTTドコモの場合は、「Apple Care+ for iPhone」より対応範囲が広く手厚い保証となっており、ソフトバンク・au(KDDI)については、修理代の一部が還元・返金される内容となっています。

独自の保証プログラムに加入していたことを忘れている方も多いので、記憶に無くても念のため確認するようにしましょう。

4-1.NTTドコモの「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」

NTTドコモでは、iPhoneの破損から水濡れ、盗難、故障やAppleが補償していない紛失まで補償する「ケータイ補償サービスfor iPhone & iPad」を提供しています。

支払い方法については一括払いではなく月額料金での支払いとなり、「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」が750円(税抜)、「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」「iPhone 5s」が600円(税抜)、「iPhone 5c」が500円(税抜)となります。

故障時のサービス利用料金は、水濡れ・全損・紛失・盗難・破損・故障など全て一律の料金となっており、「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」は1年間に2回まで11,000円(税抜)、「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」「iPhone 5s」「iPhone 5c」は、1年間に2回まで7,500円(税抜)で利用できます。

また、「AppleCare+ for iPhone」では、2年間の期間が設けられていますが、NTTドコモの「ケータイ補償サービスfor iPhone & iPad」は期間はなく月額料金を支払っている間はサービスを利用できることもメリットの1つです。「AppleCare+ for iPhone」では保証対象外の紛失・盗難を保証してくれるのも大きいです。

ただし、「AppleCare+ for iPhone」ではiPhone本体だけでなくバッテリーや付属のイヤフォン、Lightningケーブルなどの付属品も保証対象ですが、「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」はiPhone本体のみが対象で付属品は対象外となります。Lightningケーブルは、よく断線することも多いため保証対象に入れて欲しいところですが、こういったデメリットもあります。

尚、こちらの加入条件はiPhone購入日を含めて14日以内の申込みかつ、申込み時に故障していないことが条件となります。

「ケータイ補償サービスfor iPhone & iPad」に契約しているかの確認については、ドコモの携帯電話・スマートフォンからは「15711」、それ以外は「0120-21-360」に問い合わせると契約状況を確認することができます。(受付時間:9:00~20:00))

契約している場合は、そのまま対応手続きができ、手続きが完了すると1~2日以内に指定した住所へ交換電話機が送られてきます。

契約状況が分からない方は、問い合わせより確認してみましょう。

ケータイ補償サービス for iPhone & iPadiPhone 6s,
iPhone 6s Plus
iPhone 6、
iPhone 6 Plus、
iPhone 5s
iPhone 5c
月額料金(税抜)750円600円500円
サービス利用料金(税抜)1年間に2回まで11,000円1年間に2回まで7,500円
補償範囲一部破損・全損・水濡れによる故障・紛失や盗難・ハードウェアの故障・購入から1年を超えた自然故障
※1年未満の自然故障については、Appleの公式サポートでの対応となります。
加入条件iPhone購入日を含めて14日以内の申込みかつ、申込み時に正常な状態であること
※破損や故障している場合は加入できません。
加入方法ドコモショップなどの窓口かドコモインフォメーションセンターで申込みできます。
4-2.ソフトバンクの「あんしん保証パック(i)プラス」

ソフトバンクでは、AppleやNTTドコモのようなiPhoneの修理を依頼するサービスはありませんが、アップルが行っているピックアップ&デリバリー修理サービスおよびApple正規サービスプロバイダで行われた修理に限りそのかかった費用の一部を還元する保証サービス「あんしん保証パック(i)プラス」を提供しています。

支払い方法についてはこちらも月額料金での支払いとなり、機種に関係なく一律で650円(税抜)となります。「あんしん保証パック(i)プラス」では、故障・破損・水漏れなどで支払った修理費用(税抜)の80%以上を月々の利用料金から割引という形で還元します。ただし、申込み時期や機種によって利用料金からの割引上限額が決められています。

また、全損・盗難・紛失した場合は、会員価格での同一機種への交換か指定機種への機種変更ができ、バッテリー交換については、交換代金(税抜)の80%以上を月々の利用料金から割引もしくは、ソフトバンクカードの「プリペイドチャージ」へ一括還元されます。

他の大きなメリットとしては水没や破損などでデータが閲覧できなくなった場合のメモリーデータ復旧を無料で利用することができる点です。

還元の方法としては、修理完了時の「請求書」または「修理完了報告書」をソフトバンクショップまたはソフトバンク取扱店へ持参して申請するか、「My SoftBank」から「請求書」または「修理完了報告書」を写真撮影し、アップロードすることで申請ができます。

「あんしん保証パック(i)プラス」に契約しているかの確認については、「My SoftBank」>「安心・便利サービス」>「あんしん保証パック(i) 修理代金の還元」の「申請する」から確認することができます。

契約状況が分からない方は、「iPhoneの保証」から確認してみましょう。

あんしん保証パック(i)プラスiPhone 6s,
iPhone 6s Plus
その他のiPhone
月額使用料(税抜)650円533円
総額(計24回払い)14,800円12,800円
サービス内容
故障・破損・水濡れ保証期間外の故障・破損・水濡れで支払った修理代金(税抜)の80%以上を
月々の利用料金から割という形で還元します。
全損・盗難・紛失全損・盗難・紛失があった場合は、会員価格で同一機種もしくは
指定機種に機種変更できます。
電池消耗消耗した電池を交換した場合は、交換代金(税抜)の80%以上を月々の利用料金
から割引、もしくはソフトバンクカードの「プリペイドチャージ」へ一括還元
します。
メモリーデータ
復旧サポート
水濡れ・破損によるデータを閲覧できない場合は、メモリーデータ復旧を無償で
利用できます。水濡れ・水没・破損したアイフォンは、データ復旧の成否にかか
わらず廃棄処分されます。
また、2013年8月28日以前の加入者は割引対象外となります。
ケータイなんでも
サポート
アイホンに関連する周辺機器のあらゆる「困った」をサポートします。
4-3.au(KDDI)の「修理代金サポート」

au(KDDI)では、まず「AppleCare+ for iPhone」を一括払いではなく月額払いのサービスを提供しています。料金については、「iPhone6s」「iPhone6sPlus」が月額600円(税抜)・初回のみ月額1,000円(税抜)で、それ以前の機種は月額550円(税抜)・初回のみ月額150円(税抜)となります。サポート内容は破損、水漏れなどの修理時に、1回につき11,800円(税抜)のサービス料で最大2回まで受けることができます。

「AppleCare+」月額払いサービスiPhone 6s,
iPhone 6s Plus
その他のiPhone
月額料金(税抜)600円(初回のみ1,000円)550円(初回のみ150円)
総額(計24回払い)14,800円12,800円
サービス利用料金Appleの「AppleCare+ for iPhone」と同内容
保証内容iPhone本体や付属品(バッテリー、イヤフォン、Lightningケーブルなど)の製品保証

また、「AppleCare+ for iPhone」と合わせて月額752円(税抜)の「紛失補償オプション(i)」に加入すると紛失や盗難についても保証してくれます。

月額料金(税抜)752円(初回のみ123円)
総額(計24回払い)3,619円
補償内容紛失や盗難によりiPhoneを際購入した場合に
「再購入補償金」として23,148円が支払われます。
申込み方法auショップ・au取扱店で申込み可能です。
尚、iPhone購入と同時の場合のみ加入できます。

更に、auスマートパスに加入すると「修理代金サポート」を受けられ、ソフトバンクと同様にアップルが行っているピックアップ&デリバリー修理サービスおよびApple正規サービスプロバイダで行われた修理に限り最大10,000円(税込)×2回のお見舞金を受け取れます。

支払い方法についてはこちらも月額料金での支払いとなり、機種に関係なく一律で372円(税抜)となります。

iPhone 6s/6s PlusiPhone 6/6 Plus/5s/5ciPhone 5/4S
お見舞金(税込)最大10,000円×2回最大7,800円×2回最大4,400円×2回

「修理代金サポート」を受ける場合は、サポートの申請書を提出する必要があります。「修理代金サポート」から申請書をダウンロード後、必要事項を記入して下記へ送付すれば、審査完了後に2~4週間の間で申請書に記載した口座にお見舞金が振り込まれます。

〒859-3226
長崎県佐世保市崎岡町2720-8
佐世保情報産業プラザ3F KDDIエボルバ気付
修理代金サポートセンター 行

「修理代金サポート」は、「AppleCare+ for iPhone」に加入していなくてもサポート対象ですので、iPhoneが故障した際はauスマートパスに加入しているか確認してみましょう。

尚、auスマートパスは、修理代金サポート以外に500種類以上の有料・無料アプリが使い放題サービスや写真や動画などのデータを50GBまで保存(非会員は1GBまで)できたり、au WALLETカードの不正利用時に最大10万円まで補償といった様々なサービスも利用できます。

5.修理方法の選択

Appleの「AppleCare+foriPhone」とNTTドコモ・ソフトバンク・au(KDDI)の保証プログラムの加入の有無を確認したら、修理の方法を選択します。保証サービスに加入していたらAppleの正規サービスプロバイダにお願いすれば話は早いですが、保証といっても修理代はかかってしまいます。

ちょっとしたフロントガラスのヒビ割れ程度であれば自分で修理することもできますが、水没修理はまず無理ですので、アップルの正規業者か格安で修理してくれる修理屋さんを利用されることをオススメします。基本的に修理の方法としては以下の3つの方法があります。

  • iPhone6を自分で修理する
  • Appleの公式サポートで修理する
  • 非正規のiPhone修理屋で修理する

こちらでは、3つの修理方法のメリット・デメリットについて、解説していきます。

5-1.iPhone6を自分で修理する

iPhone6を自分で修理するためには、かなりのリスクが生じます。iPhone6を余計に壊してしまうリスク、必要な部品及び工具を揃えるための費用のリスクです。水没復旧のための修理は、バッテリー交換やフロントパネル交換のように簡単にはいきません。全てのパーツを全てバラし特殊薬剤、特殊機材にて洗浄および乾燥させ元通りに組み上げて、正常にiPhoneが起動するかを確認します。正常に起動した場合、続けて各種機能を全て正常に動作しているかをチェックします。

正常動作が確認できない場合には、それに付随するパーツが故障しておりますので部品の手配をし部品が到着次第部品を交換し、再度動作のチェックを行います。正常に動作すれば修理成功です。しかし故障する箇所は1箇所とは限らないため、取り替えなければいけないパーツによっては、かなりの高額部品となってしまうことを覚悟して下さい。ご自身で交換を行う場合、パーツを誤って破損させてしまった場合、一切の保証は効きませんのでパーツを破損させないよう慎重な作業が要求されます。ここまででも、かなりのハイリスクということがわかると思います。

電源が無事に入っても、リンゴマークでループしてしまったり、起動途中で再起動してしまったりと色々な症状が見え隠れします。水没の恐ろしいところは、原因の切り分けが大変難しいところです。プロの修理業者でも困難を極める場合もあります。

次に電源すら入らなかった場合ですが、これにはいくつかの原因が考えられますが、まずiPhoneのロジックボード(メイン基板)の故障です。次にバッテリーの故障、最後に分解時、組み立て時に壊してしまったなどが考えられます。分解時などに壊してしまうなどといったことは、良く聞く話です。この時点で電源が入らなければ、ほぼ復旧不可能と思ったほうが良いでしょう。機種変更、買い換えを検討して下さい。

余談ですが、AppleCare等の保険で本体交換を行う場合には、分解した時点で受付してくれませんのでご注意下さい。

5-2.Appleの公式サポートで修理する

アイフォンに限らず、アップル製品のサポートを行っているのがGenius Bar(ジーニアスバー)になります。Genius Bar(ジーニアスバー)は、動作不良といった不具合から故障まで適切にアドバイスをしてくれたり、修理が必要な場合はその手続きまで行ってくれるサポートセンターのようなものです。

iPhoneが壊れた場合によく購入したNTTドコモ・ソフトバンク・au(KDDI)携帯ショップへ持ち込む方が多いですが、携帯ショップに持ち込んでも対応はできませんのでジーニアスバーに持ち込む必要があります。

ただし、ジーニアスバーは全国どこにでもあるというわけではなく、以下の地域のアップルストア内しかないため、地方の方にとっては利用しにくい環境ではあります。

ショップ名住所電話番号
Apple Store札幌〒060-0061
北海道札幌市中央区南一条西3-8-20
QB 札幌
011-209-8200
Apple Store心斎橋〒542-0086
大阪府大阪市中央区西心斎橋1-5-5
アーバンBLD心斎橋
06-4963-4500
Apple Store仙台一番町〒980-0811
宮城県仙台市青葉区一番町 3-10-24
022-722-3001
Apple Store名古屋栄〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄3-17-15
エフエックスビル
052-238-2400
Apple Store渋谷〒150-0041
東京都渋谷区神南1-20-9
公園通りビル
03-6415-3300
Apple Store表参道〒150-0001
東京都渋谷区神宮前4-2-13
03-6757-4400
Apple Store銀座〒104-0061
東京都中央区銀座3-5-12
サヱグサビル本館
03-5159-8200
Apple Store福岡天神〒810-0001
福岡県福岡市中央区天神2-3-24
天神ルーチェ
092-736-6800

ジーニアスバーが近くにない場合は、Appleの正規サービスプロバイダであるアップルプレミアムリセラーに修理・交換の依頼をすることができます。こちらは、ジーニアスバーとの差はなく料金も技術も同等になります。

Apple StoreやApple正規サービスプロバイダーで修理依頼される場合は、水没修理対応は基本出来ません。本体を交換する対応となります。従ってデータの復旧はもちろんのことデータは戻ってきません。とは言ってもどのような修理でもApple StoreやApple正規サービスプロバイダーに出せばデータは確実に消えます。

水没で電源が入らなくなったわけですから、どちらにせよデータ復旧は難しいのでAppleCare等の保険に加入されている場合には、保険を使い本体交換してもらうのもメリットはあると思います。ただし、データ復旧が最優先の場合はこの限りでは無いということを理解しておきましょう。Appleや各キャリアが提供する保険で、データが戻ってくることは絶対にありません。データが最優先の場合は次にご紹介する非正規修理業者で修理することをご検討下さい。

5-3.非正規のiPhone修理屋で修理する

iPhone修理は、必ずしもAppleの公式修理サービスを利用しなければできないというわけではありません。専門技術を持っているiPhone修理屋でも修理することは、可能ですがAppleの非正規業者になるため保証がなく公式修理サービスを受けられなくなります。

非正規のiPhone修理屋を選ぶユーザーの多くは修理代金の安さであったり、公式修理サービスでは対応してくれないニッチな修理にも対応してくれる部分にあります。ただし、全ての修理屋が高度な技術を持っているとは限りません。

中には悪質な修理で何度も修理代金を請求してくる悪徳業者も存在しますので、修理費用の安さでなく、安心安全なアイフォン修理業者を選ぶようにしましょう。

非正規のiPhone修理屋で修理する場合の特徴は、何と言ってもデータがそのままの状態で復旧出来るということではないでしょうか。もちろん絶対ということは言い切れませんが、Apple StoreやApple正規サービスプロバイダーのように確実にデータが消えてしまうということはありません。iPhonesyuri業者の中には、お客様のiPhoneのデータを復旧させようと全力で対応してくれるところもあります。

水没したiPhoneを修理し継続的に使用する目的で修理するのではなく、データを取り出すことに目的を置いていることが多いので、一度水没した端末は、一時的に復旧しても時間経過とともに不具合が発生することがあるため、継続的に使用することは難しいと考えられます。不具合が起きない場合もありますが、絶対に起きないとは言い切れないのでやはり心配は残ります。データを無事に取り出せてから、その後の方針を考える必要がありますね。

6.今後の水没事故防止対策

水没事故は不注意による突発的な事故がほとんどですので、修理したからといって今後も安全ということではありません。今後も同じようなことが起こる可能性もありますので、しっかりリスク防止の対策をとっておくことも大切です。

こちらでは、いくつかの水没事故防止対策をあげています。防止内容によってかける金額も異なりますので、参考にしてください。

水没防止の対策方法は様々考えられますが、一番身近な方法ですとやはり「ジップロック」のような袋に入れて水辺では過ごすといったところでしょうか。しかし袋に入れるわけですから格好の良いのもではありませんが、以下のようなサービスを提供しているiPhone修理グループもあります。

こちらはiPhone修理店を全国展開されているiFCグループが行っている防水加工サービスで「iPhoneナノ防水コーティング」というものです。iPhoneナノ防水コーティングの動画を見ていただくとわかりますが、水の中でiPhoneが動作していますね。価格もお手頃な価格ですし、iPhoneそのものに防水加工を行うので余計なケースを取り付けないで済むことがメリットとして大きいですね。